7.4 IM管理ノードツリー生成機能
IM管理ノードツリー生成機能は,IM管理ノード関連情報を取得するための機能の一つです。IM管理ノード関連情報の取得には,システム構成情報の収集,IM管理ノードリンク生成,IM管理ノードツリー生成の3つの機能があります。
システム構成情報の収集機能は,アダプタコマンドやプラグインで連携製品のシステム構成情報を収集する機能です。IM管理ノードリンク生成機能は,収集した構成情報を基に構成間の関連を生成する機能です。詳細は「4.4.4(6) __createLinkメソッド」を参照してください。
IM管理ノードツリー生成機能の入力情報,および出力情報を次に示します。
項番 |
入力情報 |
内容 |
---|---|---|
1 |
システム構成情報 |
アダプタコマンドやプラグインで収集した連携製品のシステム構成情報です。 システム構成情報は,SIDとSIDに対応した付与情報で表示されます。SIDについては「7.1 SID」を参照してください。 |
2 |
システムノード定義ファイル(imdd_systemnode.conf) |
システム,サブシステムとその配下に配置する任意のノードの階層構造の定義情報です。 |
3 |
IM管理ノードカテゴリ名称定義ファイル(imdd_category_name.conf) |
サンバースト形式やツリー形式で表示するカテゴリの名称と表示の順番の定義情報です。 |
4 |
ホスト名定義ファイル(imdd_host_name.conf) |
ホスト名にエイリアス名を付与できる製品をIM管理ノードの構成に加える場合に,エイリアス名と実ホスト名をマッピングするための定義情報です。 |
項番 |
入力情報 |
内容 |
---|---|---|
1 |
ツリー情報 |
IM管理ノードをサンバースト形式やツリー形式で表示するために必要な情報です。ツリー情報を記載したIM管理ノードツリーファイル(imdd_nodeTree.json)を生成します。 ツリー情報はツリーのSIDとツリーのSIDに対応した付与情報で表示されます。SIDについては「7.1 SID」を参照してください。 |
システムノード定義ファイル(imdd_systemnode.conf),IM管理ノードカテゴリ名称定義ファイル(imdd_category_name.conf)およびホスト名定義ファイル(imdd_host_name.conf)の詳細については,「システムノード定義ファイル(imdd_systemnode.conf)」(2. 定義ファイル),「IM管理ノードカテゴリ名称定義ファイル(imdd_category_name.conf)」(2. 定義ファイル)および「ホスト名定義ファイル(imdd_host_name.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。
IM管理ノードツリー生成機能は,システムノード生成,ノード生成,ツリーのSID変換の3つの機能を持ちます。