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JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


jimgndbstatus

〈このページの構成〉

機能

インテリジェント統合管理データベースサービスとトレンドデータ管理サービスの起動・停止などの稼働状態を確認するコマンドです。

-riオプションを指定すると,インテリジェント統合管理データベース(トレンドデータ管理DB)の保存期間を確認できます。

-rsオプションを指定すると,インテリジェント統合管理データベース(トレンドデータ管理DB)の保存期間を経過したデータを削除する処理について,前回の実行日時,終了日時,および次回の実行予定日時を確認できます。

形式

jimgndbstatus  [{-ri | -rs}]
               [-h 論理ホスト名]

コマンドの各引数の並びは順不同です。

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)

Linuxの場合:スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

Managerパス\bin\imgndb\

Linuxの場合

/opt/jp1imm/bin/imgndb/

引数

-ri

このオプションを指定すると,トレンドデータ管理DBのトレンドデータの保存期間を,KNAN12099-Iメッセージで出力します。

-rs

このオプションを指定すると,トレンドデータ管理DBのトレンドデータが,保存期間を過ぎているかをチェックし,保存期間を過ぎたデータの削除処理の実行スケジュールに関する次に示す情報を,KNAN12054-Iメッセージで出力します。

  • 前回開始日時(前回実行時の開始日時)

  • 前回終了日時(前回実行時の終了日時)

  • 次回開始日時(次回の実行開始日時)

各日時データ(前回開始日時,前回終了日時,次回開始日時)のフォーマットなど,KNAN12054-Iメッセージの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager メッセージ」を参照してください。

-h 論理ホスト名

クラスタシステムで運用している場合に,コマンドを実行するホストの論理ホスト名を必須で指定します。

指定した論理ホストに対応するインテリジェント統合管理データベースの稼働状態を確認します。クラスタシステムを使用していない場合は指定不要です。

このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。

なお,論理ホスト名にJP1_DEFAULTは指定できません。

戻り値

0

  • -riオプションと-rsオプションのどちらも指定しなかった場合

    インテリジェント統合管理データベース,および,トレンドデータ管理サービスが起動状態

  • -riオプションまたは-rsオプションのどちらかを指定した場合

    正常終了

1

異常終了

12

インテリジェント統合管理データベース,および,トレンドデータ管理サービスが停止状態

16

インテリジェント統合管理データベースが起動状態,かつ,トレンドデータ管理サービスが停止状態

17

インテリジェント統合管理データベースが停止状態,かつ,トレンドデータ管理サービスが起動状態

20

インテリジェント統合管理データベースが未セットアップ

ログの出力

このコマンドは,次に示すプロセス別トレースログを出力します。統合トレースログは出力しません。

注意事項

使用例1

使用例2

使用例3