付録K.5 操作ログを出力するための設定
操作ログを出力するためには,操作ログ定義ファイル(imm_operationlog.conf)で設定が必要です。操作ログ定義ファイル(imm_operationlog.conf)の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「操作ログ定義ファイル(imm_operationlog.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 操作ログを出力するための設定手順
(a) 物理ホストの場合
- 1. 操作ログ定義ファイル(imm_operationlog.conf)を編集する。
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- 1-1 ENABLEパラメーターを設定する。
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操作ログ定義ファイル(imm_operationlog.conf)をエディターで開き,ENABLEパラメーターを次のように変更します。
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変更前(初期設定)
"ENABLE"=dword:00000000
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変更後
"ENABLE"=dword:00000001
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- 1-2 操作ログの出力先を初期設定から変更する場合,LOGFILEDIRパラメーターを設定する。
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LOGFILEDIRパラメーターを次のように変更します。
Windowsの場合
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変更前(初期設定)
"LOGFILEDIR"="Managerパス\log\operationlog"
-
変更後
"LOGFILEDIR"="任意の出力先"
UNIXの場合
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変更前(初期設定)
"LOGFILEDIR"="/var/opt/jp1imm/log/operationlog"
-
変更後
"LOGFILEDIR"="任意の出力先"
-
1-3 必要があれば,ログファイルのサイズ(LOGSIZE)およびログファイルの保存面数(LOGFILENUM)を設定する。
- 2. jbssetcnfコマンドを実行する。
-
設定内容が共通定義情報に反映されます。
- 3. 設定を有効にする。
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JP1/IM - Managerを再起動すると設定が有効になります。
(b) 論理ホストの場合
1. 物理ディスク上の操作ログ定義ファイル(imm_operationlog.conf)を共有ディスクにコピーする。
- 2. コピーした共有ディスク上の操作ログ定義ファイル(imm_operationlog.conf)を編集する。
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- 2-1 JP1/IM - Managerの環境設定のキー名称に論理ホスト名を設定する。
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操作ログ定義ファイル(imm_operationlog.conf)をエディターで開き,[JP1_DEFAULT\JP1IMM\OPERATION]パラメーターを次のように設定します。
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変更前(初期設定)
[JP1_DEFAULT\JP1IMM\OPERATION]
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変更後
[論理ホスト名\JP1IMM\OPERATION]
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- 2-2 ENABLEパラメーターを設定する。
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ENABLEパラメーターを次のように設定します。
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変更前(初期設定)
"ENABLE"=dword:00000000
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変更後
"ENABLE"=dword:00000001
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- 2-3 操作ログの出力先を設定する。
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LOGFILEDIRパラメーターに出力先を設定します。出力先には存在し,かつ書き込みできるディレクトリを指定してください。論理ホスト側の操作ログは,共有ディスク上に出力するように指定することをお勧めします。
Windowsの場合の設定例
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変更前(初期設定)
"LOGFILEDIR"="Managerパス\log\operationlog"
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変更後
"LOGFILEDIR"="共有フォルダ\JP1IMM\log\operationlog"
UNIXの場合の設定例
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変更前(初期設定)
"LOGFILEDIR"="/var/opt/jp1imm/log/operationlog"
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変更後
"LOGFILEDIR"="共有ディレクトリ/jp1imm/log/operationlog"
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2-4 必要があれば,ログファイルのサイズ(LOGSIZE)およびログファイルの保存面数(LOGFILENUM)を設定する。
- 3. 実行系でjbssetcnfコマンドを実行する。
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定義ファイルの設定内容が共通定義情報に反映されます。
- 4. 実行系の設定を待機系に反映する。
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クラスタ運用の場合,共通定義情報を各サーバ上で一致させる必要があります。詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 構築ガイド」の「7.8.1 ファイルでの設定変更(Windowsの場合)」または「8.8.1 ファイルでの設定変更(UNIXの場合)」を参照してください。
- 5. 設定を有効にする。
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クラスタソフトからJP1/IM - Managerを再起動すると設定が有効になります。