15.7.8 通信タイムアウト時間の検討
ネットワークに低速の回線が使われていたり,ビューアーの負荷が高かったりするときに,サーバの通信処理でタイムアウトによる通信エラーが発生することがあります。このような場合には,JP1/IMの設定を変更することで対処できます。
タイムアウト時間は,デフォルトで2,500ミリ秒です。低速回線やイベントトラフィックが高い環境でJP1/IMを使用する場合はこの値を大きくしてください。
- 通信タイムアウト値の調整について
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JP1/IM - Manager(セントラルコンソール)の通信タイムアウト値の調整
参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「通信環境定義ファイル(console.conf.update)」(2. 定義ファイル)
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JP1/IM - Viewの通信タイムアウト値の調整
参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「通信環境定義ファイル(view.conf.update)」(2. 定義ファイル)
参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「通信環境定義ファイル(tree_view.conf.update)」(2. 定義ファイル)
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なお,JP1/IM - Manager(セントラルスコープ)では通信タイムアウト値の調整は必要ありません。