9.5.8 言語設定
- 〈この項の構成〉
(1) 統合エージェントの言語設定
統合エージェントが動作する言語設定は,次のとおりです。
-
Windowsの場合
設定項目
統合エージェントの動作
JP1/IM - Agentプロセスが稼動できるOS環境の文字コード
各国語版OSのデフォルトの設定で動作します。
設定変更の方法については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager運用ガイド」の「2.10.1 統合エージェントホストのロケールを変更する」を参照してください。
JP1/IM - Agentプロセスを起動する際の文字コード
OS環境の言語と同じ文字コードで動作します。
JP1/IM - Agentプロセスが出力するログの文字コード
UTF-8コードで出力します。
OSSに関しては,OSSの仕様に依存します。
JP1/IM - Agentプロセスが出力するログの言語
-
統合エージェント基盤
日本語環境の場合は,日本語で動作します。
日本語以外の環境の場合は,英語で動作します。
-
スクリプトなど
常に英語で動作します。
OSSに関しては,OSSの仕様に依存します。
JP1/IM - Agentの定義ファイルに使用できる文字コード
マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」(2. 定義ファイル)の各定義ファイルを参照してください。
統合エージェントアクション実行機能で扱える文字コード
「9.5.2(3)(g)コマンド実行機能」の「■文字コードについて」を参照してください。
ログ監視機能で扱えるログの文字コード
「9.5.4(3)(d)監視できるログファイルの文字コード」を参照してください。
-
-
Linuxの場合
設定項目
統合エージェントの動作
JP1/IM - Agentプロセスが稼動できるOS環境の文字コード
UTF-8だけで動作します。
JP1/IM - Agentプロセスを起動する際の文字コード
指定できるLANGの値は次のとおりです。
-
C
-
en_US.UTF-8, en_US.utf8
-
ja_JP.UTF-8,ja_JP.utf8
-
zh_CN.UTF-8,zh_CN.utf8
デフォルトはja_JP.UTF-8です。
プロセスを起動する際の文字コードは,ユニット定義ファイルのLANGに記載します。設定方法については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager運用ガイド」の「2.10.1 統合エージェントホストのロケールを変更する」を参照してください。
JP1/IM - Agentプロセスが出力するログの文字コード
上記のWindowsの場合と同じです。
JP1/IM - Agentプロセスが出力するログの言語
-
統合エージェント基盤
JP1/IM - Agentプロセスを起動する際の文字コードにja_JP.UTF-8またはja_JP.utf8が指定された場合は,日本語で動作します。
上記以外の環境の場合は,英語で動作します。
-
スクリプトなど
常に英語で動作します。
OSSに関しては,OSの仕様に依存します。
JP1/IM - Agentの定義ファイルに使用できる文字コード
上記のWindowsの場合と同じです。
統合エージェントアクション実行機能で扱える文字コード
上記のWindowsの場合と同じです。
ログ監視機能で扱えるログの文字コード
上記のWindowsの場合と同じです。
-
(2) 統合マネージャーの言語設定
imbaseおよびimbaseproxyの言語設定は,次のとおりです。
-
Windowsの場合
設定項目
統合エージェントの動作
プロセスが稼動できるOS環境の文字コード
JP1/IM - Managerと同じです。
プロセスを起動する際の文字コード
OS環境の言語と同じ文字コードで動作します。
プロセスが出力するログの文字コード
日本語環境の場合は,SJISで動作します。
日本語以外の環境の場合は,ASCIIコードで動作します。
プロセスが出力するログの言語
日本語環境の場合は,日本語で動作します。
それ以外の環境の場合は,英語で動作します。
定義ファイルに使用できる文字コード
マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」(2. 定義ファイル)の各定義ファイルを参照してください。
-
Linuxの場合
設定項目
統合エージェントの動作
プロセスが稼動できるOS環境の文字コード
JP1/IM - Managerと同じです。
プロセスを起動する際の文字コード
指定できるLANGの値は,次のとおりです。
-
ja_JP.SJIS またはja_JP.sjis(SUSE Linuxのみ)
-
ja_JP.UTF-8 またはja_JP.utf8
-
C
-
en_US.UTF-8 またはen_US.utf8
-
zh_CN.gb18030
プロセスが出力するログの文字コード
日本語環境かつSJISの場合は,SJISで動作します(SUSE Linuxのみ)。
日本語環境かつUTF-8の場合は,UTF-8で動作します。
上記以外の環境の場合はASCIIコードで動作します。
プロセスが出力するログの言語
上記のWindowsの場合と同じです。
定義ファイルに使用できる文字コード
上記のWindowsの場合と同じです。
-