9.5.6 初期設定コマンド
JP1/IM - Agentの定義ファイルには,自ホスト名を記載する個所が複数存在します。オートスケール時には,ホスト名が変更されてからサービスが起動されるため,サービスが起動する前に,定義ファイルに新しいホスト名を設定するためのコマンドを提供しています。
- 〈この項の構成〉
(1) 機能概要
初期設定コマンドは,統合エージェントの初期設定を行うコマンドです。次のケースで,JP1/IM - Agentのインストーラーから実行されます。
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物理ホスト上のJP1/IM - Agentを構築する場合
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JP1/IM - Agentをインストールした仮想マシンイメージを作成し,そこから仮想マシンを複製して稼働させる場合
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JP1/IM - Agentをインストールしたコンテナイメージを作成し,そこからコンテナを作成する場合
なお,クラスタ構成で,論理ホスト上にJP1/IM - Agentを構築する場合は,初期設定を手動で行う必要があります。
上記の各ケースのJP1/IM - Agentの構築方法については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager構築ガイド」の該当する内容を説明している個所を参照してください。
また,初期設定コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jimasetup」(1. コマンド」)を参照してください。