9.2.2 ヘルスチェック機能の有効および無効設定
ヘルスチェック機能は,インストール時点では有効になっていません。
ヘルスチェック機能を利用する場合は,ヘルスチェック定義ファイルのヘルスチェックの有効/無効の項目(ENABLE)を有効に設定してください。また,ハングアップ検知時にJP1イベントの発行や通知コマンドの実行をする場合には,イベント発行の項目(EVENT)を有効に,通知コマンド実行の項目(COMMAND)に実行するコマンドを設定してください。
なお,クラスタ運用で,ヘルスチェック機能による異常検知を契機に,系切り替えしたい場合は,クラスタ用の項目(FAILOVER)を有効に設定してください。有効に設定すると,異常検知時にJP1/IM - Managerが停止します。ヘルスチェック機能(JP1/IM - Managerの停止)により,系切り替えができるようになります。
定義ファイルの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「ヘルスチェック定義ファイル(jcohc.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。