9.1.2 プロセス異常検知時のJP1イベントの発行
JP1/IM - Managerは,プロセスの起動・終了処理での異常を検知した場合に,エラーメッセージを統合トレースログに出力しています。これらのエラーをJP1イベントとしても発行できます。
プロセス異常検知時のJP1イベント発行は,インストール時点では有効になっていません。有効にするには,IMパラメーター定義ファイル(jp1co_param_V7.conf)のJP1イベント発行の項目(SEND_PROCESS_TERMINATED_ABNORMALLY_EVENTおよびSEND_PROCESS_RESTART_EVENT)を有効に設定します。定義ファイルの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「IMパラメーター定義ファイル(jp1co_param_V7.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。
プロセス異常検知時のJP1イベント発行を有効にすると,プロセスの状態が次の場合にJP1イベントを発行します。
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プロセスが異常終了した場合
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起動時に起動通知がなく,タイムアウトした場合
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プロセス再起動の機能によって,異常終了したプロセスの再起動が完了した場合