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JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド


8.5.9 プロファイルの同期

IM構成管理のプロファイル管理とJP1/Baseのプロファイル管理を併用して運用する場合,エージェント側でプロファイルを編集したり,マネージャー側(IM構成管理)でプロファイルを編集したりすると,エージェントとマネージャーが保持しているプロファイルが不一致になります。その場合,エージェントとマネージャーのプロファイルを手動で同期する必要があります。

同期が必要となる契機と同期の方法を次に示します。

表8‒38 プロファイルの同期が必要となる契機と同期の方法

項番

契機

同期の方法

操作

1

エージェントのプロファイルを編集した。

IM構成管理でエージェントからプロファイルを収集する。

[プロファイル表示/編集]画面で収集したいプロファイルを選択して,メニューから[プロファイル収集]を実行する。

2

jevdef_distribコマンドでエージェントにプロファイルを配布した。

IM構成管理でエージェントからプロファイルを一括収集する。

[IM構成管理]画面でメニューから[プロファイル一括収集]を実行する。

3

IM構成管理でプロファイルを編集してマネージャーに保存した。

マネージャーからエージェントにプロファイルを反映する。

[プロファイル表示/編集]画面の[設定ファイル]ページから,[反映する]ラジオボタンを選択したあと,[再起動],[リロード],[ファイルの送付]のどれかの方法で反映する。

4

jcfimportコマンドでプロファイルをインポートした。

マネージャーからエージェントにプロファイルを一括反映する。

[IM構成管理]画面でメニューから[プロファイル一括反映]を実行する。

IM構成管理では,プロファイルを表示したり,反映したりする際に,マネージャーが前回収集したプロファイルの内容とエージェントのプロファイルの最新の内容を比較して,不一致になっていないかチェックできます。不一致になっている場合は,エージェントのログファイル情報の設定ファイルが書き換えられた可能性があることを示すメッセージ(KNAN21187-W)をダイアログで通知します。この機能をエージェントのプロファイル更新通知機能と呼びます。

エージェントのプロファイル更新通知機能は,共通定義情報のAGENT_PROFILE_UPDATE_NOTICEで機能の有効・無効を設定できます。AGENT_PROFILE_UPDATE_NOTICEは,プロファイル管理環境定義ファイル(jp1cf_profile_manager.conf)で定義します。詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「プロファイル管理環境定義ファイル(jp1cf_profile_manager.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。

エージェントのプロファイル更新通知機能が有効の場合,[プロファイル表示/編集]画面で,次の操作をしたときにエージェントのプロファイルが更新されているかチェックします。なお,チェックするのは排他編集設定をしている場合だけです。