6.7 自動アクションのキャンセル
自動アクションの状態が次に示す状態のとき,その自動アクションをキャンセルできます。
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「送信待機」「キューイング」「実行中」
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「送信中(キャンセル失敗)※」「送信待機(キャンセル失敗)※」「キューイング(キャンセル失敗)※」「実行中(キャンセル失敗)※」
注※ 「状態(キャンセル失敗)」となっている自動アクションをキャンセルする場合は,実行結果の詳細確認(エラー情報の確認)やイベント検索によるアクション実行先ホストの状態確認などで,原因を特定・取り除いてからキャンセルするようにしてください。
キャンセル処理を実行すると,自動アクションの状態は「状態(キャンセル中)」を経て「キャンセル」または「強制終了」に変わります。なお,キャンセルに失敗した場合には「状態(キャンセル失敗)」となり,状態が遷移していきます(詳細については,「6.2 自動アクションの状態管理」参照)。
自動アクションのキャンセル,キャンセル確認は,次の方法でできます。
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JP1/IM - Viewの[アクション結果一覧]画面,[アクション結果]画面,[アクション結果詳細]画面(キャンセルだけ)
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jcacancelコマンド(キャンセル),jcashowaコマンド(キャンセル確認)
- キャンセルできるアクションの範囲
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キャンセルできるアクションは,そのマネージャーから発行されたアクションだけです。例えば,拠点マネージャーから発行されたアクションは,統合マネージャーからはキャンセルできません。
キャンセルできるアクションの範囲を次の図に示します。
図6‒7 キャンセルできるアクションの範囲 上記図のように統合マネージャーからアクションのキャンセル処理を実行した場合,その対象となるのは,統合マネージャーから発行されたアクションだけです。拠点マネージャーから発行されたアクションは,キャンセル対象とならないため,エージェント上でそのまま処理されます。拠点マネージャーから発行されたアクションをキャンセルしたい場合には,拠点マネージャーからキャンセル処理を実行する必要があります。