4.20.2 JP1/IM - Managerのメール通知の機能について
JP1/IM - Managerでは,重要な障害が発生したときに自動アクションでメールを送信する方法として,JP1/TELstaffを使用する方法と,JP1/IM - Managerのjimmailコマンドを使用する方法があります。
JP1/IM - Manager(jimmailコマンド)の機能の一覧を次の表に示します。
なお,JP1/TELstaffの機能については,機能追加および仕様変更によって,機能が変更になることがあります。JP1/TELstaffの機能の詳細については,マニュアル「JP1/TELstaff 構築・運用ガイド」を参照してください。
項目 |
JP1/IM - Manager (jimmailコマンド) |
||
---|---|---|---|
トリガフォン,パトランプを使用した監視 |
× |
||
複数メールサーバの設定 |
× |
||
SMTP認証 |
認証なし |
○ |
|
POP before SMTP認証 |
○ |
||
SMTP-AUTH認証 |
PLAIN |
○ |
|
LOGIN |
○ |
||
CRAM-MD5 |
× |
||
DIGEST-MD5 |
× |
||
SMTP認証パスワードの暗号化 |
○※1 |
||
通信の暗号化 |
STARTTLS |
× |
|
SMTPS(SMTP over SSL) |
× |
||
宛先 |
宛先の単一指定 |
○ |
|
宛先の複数指定 |
○ |
||
CC/BCCの指定 |
× |
||
送信元アドレスの指定 |
○ |
||
返信先アドレスの指定 |
× |
||
グループ(連絡網)指定 |
× |
||
メールの内容 |
メール主題の指定 |
○ |
|
メール本文の指定 |
○ |
||
メール主題,本文の定義方法 |
CUI (コマンド) |
||
添付ファイル |
× |
||
情報の引き継ぎ (IMのイベント,アクション情報の変数を使用する) |
○ |
||
変数の使用※2 |
× |
||
開封確認付きメールの送信 |
× |
||
重要度情報の付加 |
× |
||
送信失敗時のリトライ送信 |
× |
||
カレンダー機能(平日/休日) |
× |
||
スケジュール機能(1時間単位) |
× |
||
発信制限 |
× |
JP1/IM - Manager(jimmailコマンド)については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jimmail(Windows限定)」を参照してください。
JP1/IM - Manager(jimmailコマンド)には制限値があります。次の表を参考にしてください。
項目 |
制限値 |
---|---|
メールアドレスの最大長 |
256バイト |
メール主題の最大長 |
512バイト |
メール本文の最大長 |
4,096バイト |
メール本文(1行)の最大長 |
512バイト |
1回で送信できるメール件数 |
20件 |
また,自動アクションのコマンドラインの最大長は4,096バイトです。最大長を超えた場合,jimmailコマンドは実行されません。