4.8.1　表示メッセージ変更機能を使用し，メッセージ変更後のJP1イベントを発行する

表示メッセージ変更機能で変更したメッセージをユーザープログラムで参照できるように，JP1イベントを発行できます。

この機能は，10-50以前にJP1/IM - MOを使用していた環境で，JP1/IM - MOが発行したJP1イベント（表示メッセージ変更後のイベント）をユーザープログラムで参照していた場合の互換機能です。

表示メッセージを変更したイベントだけ，JP1/IM - MOと同等のJP1イベント（表示メッセージ変更後のイベント）を発行します。

図4‒82　表示メッセージ変更後のイベントを発行する流れ

図中の番号に従って説明します（図中の丸付き番号は，次に示す番号にそれぞれ対応しています）。

1. エージェントが発行したイベントをマネージャーホストのJP1/Baseに転送します。

2. 1のイベントをJP1/IM - Managerが取得します。

3. 2のイベントの表示メッセージを変更します。

4. 表示メッセージ変更後イベントを発行します。

5. 3のイベントを統合監視DBに登録します。

6. 4のイベントをJP1/IM - Managerが取得し，統合監視DBに登録します。

表示メッセージ変更後のイベントを発行する場合，表示メッセージ変更後イベント環境定義ファイルで機能を有効にしてください。詳細については，マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「表示メッセージ変更後イベント環境定義ファイル（chmsgevent.conf）」（2.　定義ファイル）を参照してください。

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