2.1.1 他製品との連携の仕組み
統合オペレーション・ビューアーでは,連携したシステムの状況を特定の構成要素で絞り込みできるため,システム管理者は必要な情報を素早く短時間で確認できます。
なお,他製品からシステム構成情報を取得してJP1/IM - Manager(インテリジェント統合管理基盤)に反映するためには,統合オペレーション・ビューアーからのツリー情報の生成および反映,またはjddcreatetreeコマンドおよびjddupdatetreeコマンドの実行が必要です。
他製品との連携の仕組みを次の図に示します。
図中の番号に従って説明します(図中の丸付き番号は,次に示す番号にそれぞれ対応しています)。
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統合オペレーション・ビューアーからのツリー情報の生成,または,jddcreatetreeコマンドを実行します。
JP1/AJS,およびJP1/PFMが管理しているシステム構成情報が取得されます。
JP1/AJSの場合は,JP1イベントの通知元ルートジョブネットと通知先ルートジョブネットの関連,JP1/PFMの場合は,JP1/PFM - Managerと監視対象の関連,などの情報がリンク情報として取得されます。
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統合オペレーション・ビューアーからのツリー情報の反映,または,jddupdatetreeコマンドを実行します。
取得したシステム構成情報とリンク情報が,インテリジェント統合管理基盤に取り込まれます。
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インテリジェント統合管理基盤にログインします。
取り込んだルートジョブネットの情報,およびJP1/PFMの監視対象の情報などが,統合オペレーション・ビューアーに表示されます。
統合オペレーション・ビューアーからのツリー情報の生成および反映については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 画面リファレンス」の「2.2.2(2)[ツリー情報生成]ダイアログ」および「2.2.2(3)[ツリー情報反映]ダイアログ」を参照してください。
jddcreatetreeコマンド,およびjddupdatetreeコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jddcreatetree」(1.コマンド),「jddupdatetree」(1.コマンド)を参照してください。