1.3.1　ITシステムの健全性の可視化

JP1/IM - Managerは，ITシステムにおける重要な事象の発生状況やパフォーマンス状況をサービスやシステムごとに可視化します。システムの現状把握や，重要障害発生時に，どのビジネスやサービスに影響があるかを瞬時に判断ができます。また，最新の状況だけでなく，過去の傾向も可視化できるため，ITシステム・サービスを計画どおりに運用できたかを把握し，運用改善に役立てることができます。

図1‒6　統合オペレーション・ビューアーの［ダッシュボード］画面での健全性可視化の例

［ダッシュボード］画面では，ITシステムの各種リソース状況やパフォーマンスを，複数のグラフで並べて表示できます。関連するシステムのグラフを並べて比較したり，過去のグラフを並べて比較したりすることで，障害が発生する前にシステムの健全性を維持したり，障害発生時に原因の調査に活用したりできます。

図1‒7　統合オペレーション・ビューアーの［ダッシュボード］画面での障害調査の例

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