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JP1 Version 13 統合管理 基本ガイド


2.4.7 JP1/IM - Agentのインストール(Windowsの場合)

エージェントとするホストにJP1/IM - Agentをインストールします。ここでは,JP1/IM - Agentの新規インストール手順について説明します。

〈この項の構成〉

(1) エージェントパッケージからインストールする(Windowsの場合)

JP1/IMで監視するシステム内で,エージェントとするホストに,JP1/IM - Agentを新規インストールします。インストールには,マネージャーからダウンロードしたエージェントパッケージを使います。

なお,エージェントパッケージは,マネージャーのインストール時に自動的に登録されます。

前提条件

次の条件を満たす必要があります。

操作手順

  1. JP1/IM - Agentをインストールするホストにログインします。

  2. REST APIを実行して,マネージャーに登録されているエージェントパッケージをダウンロードします。

    curlコマンドを使用したファイル取得例を次に示します。

    curl -OL -H "Authorization: Bearer トークン" -H "Cookie: JSESSIONID=セッションID" -v http://JP1/IM - Managerホスト名:20703/download/imagent/エージェントパッケージのファイル名

    トークンおよびセッションIDはログインREST APIを発行して取得します。

    curl -X POST -H "Content-Type: application/json" -d "{\"user\": \"ユーザー名\", \"password\": \"パスワード\"}" -v http://JP1/IM - Managerホスト名:20703/im/api/v1/login

    完了後はすみやかにログアウトREST APIを発行することを推奨します。

    curl -X POST -H "Content-Type: application/json" -H "Cookie: JSESSIONID=セッションID" -v http://JP1/IM - Managerホスト名:20703/im/api/v1/logout

  3. ダウンロードしたエージェントパッケージを解凍します。

    解凍方法の例を次に示します。

    Expand-Archive -Path jp1_pc_agent_windows_JP1/IM - Agentのバージョン番号(VVRRSS形式).zip

  4. インストーラーを起動します。

    起動したインストーラーの指示に従ってインストールを進めてください。インストール時には,次の項目を設定します。

    • ユーザー情報

    • インストール先フォルダ

      インストール先フォルダの初期設定は次のとおりです。

      システムドライブ\Program Files\Hitachi\

      インストール先に指定できる文字は,半角英数字,半角スペース,半角ハイフン(-),半角アンダースコア(_),半角円記号(¥)※1,半角コロン(:)※2です。

      注※1 フォルダ間の区切りに使用する文字を示します。フォルダ名には使用できません。

      注※2 ドライブとフォルダの区切りに使用する文字を示します。フォルダ名には使用できません。

    • インストールモード

      [通常インストールモード]を選択します。

      次の項目を設定します。

      ・接続先のマネージャーホストのホスト名

      新規インストールする統合エージェントを管理する接続先のマネージャーホストのホスト名を指定します。

      ・初期シークレット

      初期シークレットは,次に示す手順で統合オペレーション・ビューアーから確認(発行)します。

      1. 統合オペレーション・ビューアーへログインし,[オプション]メニューから[初期シークレット発行]をクリックして[初期シークレット表示]画面を表示します。

      2. [初期シークレット表示]画面の[発行]ボタンをクリックし,初期シークレットの発行を確認する画面で[OK]ボタンをクリックします。[OK]ボタンをクリックすると,初期シークレットが発行されます。

      3. 発行した初期シークレットを任意のファイルに保管し,ほかのエージェントとなるホストにJP1/IM - Agentをインストールするときに利用します。

  5. 再起動を要求された場合は,Windowsを再起動します。

関連項目

(2) 提供媒体からインストールする(Windowsの場合)

JP1/IMで監視するシステム内で,エージェントとするホストにJP1/IM - Agentを新規インストールします。

前提条件

次の条件を満たす必要があります。

操作手順

  1. JP1/IM - Agentのサービスを停止します。

  2. JP1/IM - Agentの提供媒体をドライブに入れます。

    起動したインストーラーの指示に従ってインストールを進めてください。インストール時には,次の項目を設定します。

    • ユーザー情報

    • インストール先フォルダ

      インストール先フォルダの初期設定は次のとおりです。

      システムドライブ\Program Files\Hitachi\

      インストール先には,記号(; # ’%など),SJISの文字コード範囲外の文字コード(JIS第3水準,第4水準)を含むフォルダは,指定しないでください。

    • インストールモード

      [通常インストールモード]を選択します。

      次の項目を設定します。

      ・接続先のマネージャーホストのホスト名

      新規インストールする統合エージェントを管理する接続先のマネージャーホストのホスト名を指定します。

      ・初期シークレット

      初期シークレットは,次に示す手順で統合オペレーション・ビューアーから確認(発行)します。

      1. 統合オペレーション・ビューアーへログインし,[オプション]メニューから[初期シークレット発行]をクリックして[初期シークレット表示]画面を表示します。

      2. [初期シークレット表示]画面の[発行]ボタンをクリックし,初期シークレットの発行を確認する画面で[OK]ボタンをクリックします。[OK]ボタンをクリックすると,初期シークレットが発行されます。

      3. 発行した初期シークレットを任意のファイルに保管し,ほかのエージェントとなるホストにJP1/IM - Agentをインストールするときに利用します。

  3. 再起動を要求された場合は,Windowsを再起動します。

関連項目