7.1 バックアップおよびリストアの概要
プリンタマネージャでは、マネージャのユティリティとして、印刷ジョブをファイルに保管し、ファイルから復元する機能を提供しています。印刷ジョブをファイルに保管するユティリティをバックアップ、ファイルから印刷ジョブを復元するユティリティをリストアといいます。これらのユティリティは、マネージャをインストールすると、インストールされます。
バックアップを利用すると、任意の印刷ジョブを選択してバックアップファイルを作成できます。そのバックアップファイルからリストアを利用して、使用したい印刷ジョブだけを復元できます。
また、運用開始後にジョブ保存先フォルダを変更する場合は、バックアップおよびリストアを使用して、印刷ジョブを変更先フォルダへ移行してください。
バックアップおよびリストアの位置づけを次の図に示します。
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![[図データ]](GRAPHICS/F0000124.GIF)
この図では、管理番号「001」と「002」の印刷ジョブをバックアップし、リストアする例です。
バックアップ時には、マネージャのジョブ保存先フォルダからバックアップする印刷ジョブをバックアップファイルに保管します。このとき、保管した印刷ジョブは、ジョブ保存先フォルダから削除することも、そのまま残すこともできます。
リストア時には、復元する印刷ジョブにマネージャサービスが管理番号を採番して、新たなジョブとして、バックアップファイルからマネージャのジョブ保存先フォルダに復元します。復元した印刷ジョブは、マネージャコンソールの［ジョブ一覧］ウィンドウに追加されます。