Hitachi

プリンタマネージャ 


8.1.3 トレースログの取得

トレースログの出力先と出力方法

トレースログは、プリンタマネージャで発生したプログラム障害を調査するために使用する、各製品の起動から終了までの動作状況を出力するログファイルです。製品で障害が発生した場合に取得してください。

項目

内容

出力フォルダ

  • モニタの場合

    %ALLUSERSPROFILE%\HITACHI\PrinterMonitor\Log

  • マネージャの場合

    %ALLUSERSPROFILE%\HITACHI\PrinterManager\Log

    %AppData%\HITACHI\PrinterManager\Log

  • モニタ Clientの場合

    %AppData%\HITACHI\PrinterMonitorCL\Log

  • マネージャ Clientの場合

    %AppData%\HITACHI\PrinterManagerCL\Log

ファイル形式

CSV形式

文字コード

Shift-JIS

改行形式

CR+LF

ファイル名

次のどちらかの名称で出力されます。

  • <モジュール名>_TraceLog_<プリンタIPアドレス>_<世代番号>.csv

  • <モジュール名>_TraceLog_<世代番号>.csv

<プリンタIPアドレス>:モニタの環境設定で指定したプリンタのIPアドレスを16進数に変換した数値。プリンタ監視のモジュールの場合、ファイル名に付加されます。

<世代番号>:3桁の数値。初期値は「001」とし、1ずつインクリメントします。インクリメントした値が世代管理数を超える場合は「001」に戻ります。

(例1)プリンタ監視のモジュールの場合

プリンタIPアドレスが「10.20.30.40」(16進数では「0A141E28」)、世代番号が「001」の例を次に示します。

PrMonWatch_TraceLog_0A141E28_001.csv

(例2)プリンタ監視のモジュール以外の場合

PrMgrSvr_TraceLog_008.csv

最大サイズ

ファイルの最大サイズは、10MBとなります。

世代管理方式

ログファイルの世代管理方式を次に示します。

  • プリンタマネージャの稼働中にファイルサイズが「最大サイズ」を超えた場合、世代番号をインクリメントしたファイルに続きを出力します。インクリメントした値が世代管理数を超える場合は「001」に戻ります。

  • インクリメント後のファイル名と同名のファイルが存在する場合は上書きします。

  • 1ファイルの世代管理数は、最大10となります。