sdmioutils exportdeliveryapp（アプリケーション配布情報のエクスポート）

アプリケーション配布情報をXML形式でエクスポートするコマンドです。

〈このページの構成〉

機能

アプリケーション配布情報を、指定したファイルにXML形式でエクスポートします。

複数のJP1/ITDM2 - SDMシステムを構築している場合、このコマンドを利用することで、あるスマートデバイスマネージャーで作成したアプリケーション配布情報をほかのスマートデバイスマネージャーに流用できます。

なお、このコマンドはスマートデバイスマネージャー上で実行してください。

sdmioutils exportdeliveryapp -export エクスポートするファイル名 -name アプリケーション名[ -version バージョン] -ostype OS種別[ -s]

-export エクスポートするファイル名

エクスポートするXMLファイル名を259バイト以内の絶対パスで指定します。

-name アプリケーション名

エクスポートするアプリケーション名を指定します。

-version バージョン

エクスポートするアプリケーションのバージョンを指定します。

iOSアプリケーションの場合は必ず指定してください。

-ostype OS種別

エクスポートするアプリケーションのOS種別を指定します。

指定できるOS種別は次のとおりです。

0：iOS

1：Android

-s

エクスポート先に同じ名称のファイルがすでに存在しても、確認しないで上書きします。この引数を省略した場合、同じ名称のファイルが存在すると、上書き確認のメッセージを出力し、管理者の応答に応じて出力を中止または上書きします。

JP1/ITDM2 - SDM（スマートデバイスマネージャー）のインストール先フォルダ\mgr\bin

Administrator権限（WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行）

戻り値	説明
0	コマンドが正常に終了しました。
11	コマンドの引数の指定形式に誤りがあります。または、コマンドの引数に指定したファイル名長が上限値を超えています。
12	コマンドの実行権限がありません。
13	指定されたサーバに誤りがあります。または、JP1/ITDM2 - SDM（スマートデバイスマネージャー）の動作環境が不正です。
14	ファイルが存在しないか、アクセス権がありません。
15	ファイルのアクセスエラー、またはディスク容量が不足しています。
18	ほかのコマンドを実行中です。
21	指定されたアプリケーションが存在しません。
30	データベースにアクセスできません。
40	コマンドの実行を中断しました。
150	そのほかのエラーが発生しました。
253	サービスが起動されていません。

アプリケーション配布情報「セキュリティアプリ」をC:\temp\exportdeliveryapp.xmlにエクスポートする場合の使用例を次に示します。

sdmioutils exportdeliveryapp -export C:\temp\exportdeliveryapp.xml -name セキュリティアプリ -ostype 0 -s

関連項目

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