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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Smart Device Manager


3.12.3 スマートデバイスマネージャーのホスト名を変更する手順

スマートデバイスマネージャーのホスト名を変更する場合、次の手順で変更してください。

操作手順

  1. 通信サーバで、Windowsの[サービス]画面から、次のサービスを停止します。

    • JP1/ITDM2 - Smart Device Manager Web Server

    • JP1/ITDM2 - Smart Device Manager (Communication Server Service)

  2. スマートデバイスマネージャーで、Windowsの[サービス]画面から、次のサービスを停止します。

    • JP1/ITDM2 - Smart Device Manager Server Service

    • JP1/ITDM2 - Smart Device Manager (DB Service)

  3. pdsysファイルをテキストエディタで開きます。

    pdsysファイルの格納先は次のとおりです。

    JP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスマネージャー)のインストール先フォルダ\mgr\db\conf

  4. pdsysファイルの次の記述にあるホスト名を変更します。

    pdunit -x ホスト名 -u unt1 -d "JP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスマネージャー)のインストール先フォルダ\mgr\db"

    変更する際は、最終行以外の行の最後に「\」を付けて、1行が80バイトを超えないように記述してください。記述例を次に示します。

    pdunit -x ホスト名 -u unt1\
    -d "JP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスマネージャー)のインストール先フォルダ\mgr\db"
  5. HiRDB.iniファイルをテキストエディタで開きます。

    HiRDB.iniファイルの格納先は次のとおりです。

    JP1/IT Desktop Management 2 - SDM(スマートデバイスマネージャー)のインストール先フォルダ\mgr\db\conf\emb

  6. HiRDB.iniファイルの次のホスト名を変更後のホスト名に変更します。

    • PDHOST=ホスト名

  7. httpsd.confファイルにホスト名を定義している場合、httpsd.confファイルのホスト名を変更します。

    httpsd.confファイルの変更手順は、「3.12.2 スマートデバイスマネージャーでSSL通信用サーバ証明書を設定する手順」の注意事項を参照してください。

  8. OSのホスト名を変更します。

  9. OSを再起動します。

重要

JP1/IT Desktop Management 2 - SDM(通信サーバ)のインストールの際に、[データベースの接続先]ダイアログに当該ホスト名(ドメイン名)を指定した場合、sdmnetchangeコマンドでデータベースアドレス(接続先IPアドレス)をスマートデバイスマネージャーのIPアドレスに変更する必要があります。この場合、次に示す手順で通信サーバのデータベースアドレス(接続先IPアドレス)を変更してください。

  1. 通信サーバで、Windowsの[サービス]画面から、次のサービスを停止します。

    JP1/ITDM2 - Smart Device Manager (Communication Server Service)

  2. 通信サーバでコマンドプロンプトを起動し、カレントディレクトリをコマンドの格納先に変更します。

  3. 通信サーバで、sdmnetchangeコマンドを実行します。

    例 sdmnetchange -target Comsrv -db データベースアドレス

  4. 通信サーバで、Windowsの[サービス]画面から、次のサービスを開始します。

    JP1/ITDM2 - Smart Device Manager (Communication Server Service)

重要

スマートデバイスマネージャーのホスト名を変更した場合、SSL通信用証明書の再取得および通信サーバへの配置が必要となります。

関連項目