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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console アクセス定義ファイル作成ガイド


$TOKEN(トークン抽出関数)

指定した文字列、抽出するトークンの位置およびセパレータ文字の定義に従って、トークンを抽出します。

〈このページの構成〉

形式

返却値=$TOKEN(処理対象文字列,抽出トークン位置,セパレータ文字)

指定する値

終了状態

処理の終了状態とその内容を次に示します。

終了状態

内容

NORMAL

正常終了

NODATA

処理対象文字列に指定した値が抽出トークン位置にない

ERROR

スクリプト中断

引数の誤り、またはそのほかのエラー

(凡例)

−:該当しない

記述例

「NAME」に文字列「ABC/DEF/GHI」が格納されている場合、結果として「VALUE」に「DEF」が抽出される記述例を次に示します。

[SET_VALUE]
  DATA = 'ABC/DEF/GHI'
  VAL = $TOKEN(DATA,1,'/')
  MSG = 'TOKEN = ' +VAL
  $ECHO(MSG)
実行結果

TOKEN = DEF