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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console アクセス定義ファイル作成ガイド


$SETOPTION(実行オプション設定関数)

スクリプトでエラーが発生しても、スクリプトの処理を中断しないように設定します。

〈このページの構成〉

形式

$SETOPTION( 'オプション名' ,パラメーター)

指定する値

終了状態

処理の終了状態とその内容を次に示します。

終了状態

内容

NORMAL

正常終了

ERROR

パラメーターに規定値以外の値を指定した

FLUSH

エラーが発生したが処理を続行した(パラメーターに「1」を指定した場合)

スクリプト中断

次のどちらかを示す

  • 無効なオプションを指定した

  • 引数の誤り、またはそのほかのエラー

記述例

資産番号「1000000001」がすでに使用されていても、スクリプトの処理は中断しないで「MSG」の内容をログに出力する場合の記述例を次に示します。

[SET_VALUE]
  $SETOPTION('ErrorFlush', 1)
[APPEND]
 AssetInfo
[DATA]
 AssetInfo.AssetID = '1000000001'
 AssetInfo.AssetNo = '1000000001'
[SET_VALUE]
  $LOGMSG('E', MSG)