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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console アクセス定義ファイル作成ガイド


$MOD(除算結果の余りの取得関数)

文字列を数値と見なして除算を実行し、その演算結果の余りを返します。

〈このページの構成〉

形式

返却値=$MOD(文字列,数字)

指定する値

終了状態

処理の終了状態とその内容を次に示します。

終了状態

内容

NORMAL

正常終了

NODATA

次のどちらかを示す

  • 文字列または数値に指定した値に誤りがある

  • 演算結果が表現できる値の範囲外

ERROR

スクリプト中断

引数の誤り、またはそのほかのエラー

(凡例)

−:該当しない

注意事項

「文字列」、「数字」に指定できない値が指定されている場合、および演算結果が表現できる範囲外となった場合は、返却値には0が返されます。

記述例

「10÷3」を演算し、余りを出力する場合の記述例を次に示します。

[SET_VALUE]
  VAL1 = 10
  VAL2 = $MOD(VAL1, 3)
 
MSG = 'MOD: ' +VAL1+ ' MOD 3 = ' +VAL2
$ECHO(MSG)
実行結果

MOD: 10 MOD 3 = 1