$DATACOUNT（直前の検索結果の件数取得関数）

直前に実行した検索で見つかった情報の件数を取得します。

[ASSET_ITEM_LOOP]、[ASSET_ITEM_LOOP_END]タグ内に検索を定義している場合、[ASSET_ITEM_LOOP_END]後の終了状態は必ず「NODATA」になります。該当するデータがないかどうかを判定するには、組み込み関数$DATACOUNTで検索結果の件数を取得して判定する必要があります。

〈このページの構成〉

形式
指定する値
終了状態
記述例

形式

返却値=$DATACOUNT()

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指定する値

返却値

検索結果の件数を設定する変数名を指定します。

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終了状態

処理の終了状態とその内容を次に示します。

終了状態	内容
NORMAL	正常終了
NODATA	−
ERROR	−
スクリプト中断	引数の誤り、またはそのほかのエラー

（凡例）: −：該当しない

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記述例

機器状態が運用（002）の資産情報のデータ件数（100件の場合）を、出力する記述例を次に示します。

[CLASS_FIND]
  AssetInfo
[FIND_DATA]
  (AssetInfo.AssetStatus = '002')AND
  (AssetInfo.AssetKind = '001')
[GET_VALUE]
  WORK = AssetInfo.AssetNo
  
[SET_VALUE]
  STATUS = $GETSTATUS()
  TOTAL = $DATACOUNT()
[IF]
  STATUS = NORMAL
[THEN]
  [SET_VALUE]
    MSG = 'DataCount :' +TOTAL
    $ECHO(MSG)
[ELSE]
  [SET_VALUE]
    MSG = 'CLASS_FIND (' +STATUS+ ')'
    $ECHO(MSG)
[IF_END]

実行結果: DataCount : 100

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