$CALCDATE(日時の計算関数)
日時に日数、時間数などを指定して加算し、その演算結果を返します。指定した日時から二日前、3時間後といった相対日時を、月、日、時間などの繰り越しを考慮することなく取得できます。
形式
返却値=$CALCDATE(日時,単位,加算値,出力形式)
指定する値
-
返却値
取得した日時を設定する変数名を指定します。
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日時
定数または変数で指定します。定数を指定する場合は、「'(シングルクォーテーション)」で囲みます。
指定できる形式を次に示します。
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yyyy/mm/dd hh:mm:ssまたはyyyy-mm-dd hh:mm:ss
日時を指定します。「hh:mm:ss」は省略できます。
-
何も指定しない
この組み込み関数を実行する日時が指定されます。
-
-
単位
定数または変数で指定します。定数を指定する場合は、「'(シングルクォーテーション)」で囲みます。
指定できる変数を次に示します。
-
d
日数を加算する場合に指定します。
-
h
時間数を加算する場合に指定します。
-
n
分数を加算する場合に指定します。
-
s
秒数を加算する場合に指定します。
-
-
加算値
定数または変数で指定します。定数を指定する場合は、「'(シングルクォーテーション)」で囲みます。
値には、整数を指定します。
-
出力形式
日時の出力形式に、定数または変数を指定します。出力形式の詳細については、$DATETIME(日付の取得関数)を参照してください。
終了状態
処理の終了状態とその内容を次に示します。
終了状態 |
内容 |
---|---|
NORMAL |
正常終了 |
スクリプト中断 |
次のどちらかを示す
|
記述例
2015/04/11から10日前の日にちを出力する場合の記述例を次に示します。
DATE = $CALCDATE('2015/04/11','d','-10','%Y/%m/%d') $ECHO(DATE)
- 実行結果
-
2015/04/01