3.1.1 コマンドを実行する前に
ここでは、資産管理サーバの運用コマンドを使う前に知っておきたいことについて説明します。
(1) コマンドの実行手順
コマンドは、次の方法で実行してください。
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Administrators権限を持つユーザでログオンする。
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コマンドプロンプトを開き、コマンドを入力して[Enter]を押す。
コマンドが実行されます。
(2) コマンド実行時の注意事項
コマンドのオプションの引数で、スペースを含む文字列を指定する場合、「"(ダブルクォーテーション)」で囲む必要があります。
(例)
jamscript -f "c:\example\accessdef.txt" -s "CSV =c:\temp\data.csv"
(4) 処理が中断される場合
次のエラーが発生した場合、アクセス定義ファイルの処理を中断します。
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アクセス定義ファイルの構文に誤りがある。
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クラスの新規登録・削除で、代入文にキープロパティが設定されていない。
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クラスの新規登録・削除で、代入文に新規登録時に必ず指定するプロパティ※が設定されていない。
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代入文で指定した値が、プロパティの属性の範囲外。
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資産管理データベースにアクセスするタグに対して、[TRANSACTION]タグが定義されていない。
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組み込み関数の引数の形式に誤りがある。
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組み込み関数の引数に指定できない変数の種類や、指定できる範囲外の文字や数値が指定されている。
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組み込み関数の実行時にメモリ不足が発生した。
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そのほかの資産管理データベースへのアクセスエラー。
- 注※
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新規登録時に必ず指定するプロパティについては、マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド」を参照してください。