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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console アクセス定義ファイル作成ガイド


1.3 アクセス定義ファイルを作成して機能を拡張する作業の流れ

この節では、アクセス定義ファイルを作成して、独自の処理を追加する作業の流れについて説明します。

図1‒1 アクセス定義を作成して、独自の処理を追加する作業の流れ

[図データ]

  1. 資産管理データベースに登録する内容や、資産管理データベースの情報を出力して作成したい一覧など、どのような処理を追加するかを検討します。資産管理データベースで管理する情報のクラスおよびプロパティについては、マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド」を参照してください。

    また、あわせて、処理に必要なデータも準備します。アクセス定義ファイルで入出力できるのは、CSV形式のファイルです。

  2. 資産管理データベースに情報を登録・更新する手順や、必要な情報をCSVファイルに入出力する手順などを、アクセス定義ファイルに記述します。

    アクセス定義ファイルの作成方法については、「2. アクセス定義ファイルの作成」を参照してください。

  3. jamscript(アクセス定義ファイルの実行)コマンドを実行します。アクセス定義ファイルで指定された条件で、処理が実行されます。

    なお、アクセス定義ファイルに記述した処理は、Windowsのタスクスケジューラに登録して、定期的に実行させることもできます。処理の内容に応じて使い分けてください。

    jamscriptコマンドの実行方法については「3.1 コマンドでの実行」を、タスクの登録については「3.2 タスクでの実行」を参照してください。