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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


付録I.1 Asset Consoleから削除した機器情報に対応する、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの機器情報を削除する

管理対象の機器を滅却してAsset Consoleから該当する機器情報を削除した場合、対応するJP1/IT Desktop Management 2 - Managerの機器情報も削除することで、Asset ConsoleとJP1/IT Desktop Management 2 - Manager間の機器情報の整合性を保ちます。JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの機器情報を削除するには、jamDeleteITDM2Info.exeコマンドを使用します。jamDeleteITDM2Info.exeは、次のフォルダに格納されています。

<Asset Consoleのインストール先フォルダ>¥exe

なお、jamDeleteITDM2Info.exeコマンドを使用するには、資産管理サーバにエージェントがインストールされている必要があります。

jamDeleteITDM2Info.exeコマンドの機能、形式、戻り値およびコマンド実行時の注意事項について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 機能

Asset Consoleから削除した機器情報に対応する、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの機器情報を削除するように、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerに通知します。資産管理サーバの機器情報は、削除の対象外です。

通知に失敗した場合、資産管理サーバに導入されているエージェントに割り当てた、エージェント設定の[エラー発生時のリトライ設定]に従ってJP1/IT Desktop Management 2 - Managerへの通知が再実行されます。

(2) 形式

jamDeleteITDM2Info.exe

(3) 戻り値

次の戻り値を返します。

戻り値

内容

0

正常終了。

31

資産管理サーバにエージェントがインストールされていません。

51

jamDeleteITDM2Info.exeコマンドまたはjamTakeITDM2Info.exeコマンドが実行中です。

52

資産管理データベースへのアクセスに失敗しました。

53

ファイルのI/Oエラーが発生しました。

101

そのほかのエラーでコマンドが終了しました。

(4) コマンド実行時の注意事項