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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


17.3.1 トラブル要因の特定方法

資産管理サーバおよびWebブラウザでのトラブルの確認方法について、次に説明します。

〈この項の構成〉

(1) 資産管理サーバでのトラブルの確認方法

  1. メッセージログファイルからトラブル発生時の出力メッセージの有無を確認します。

  2. メッセージが出力されている場合、次の要因のどれかに特定します。

    • 資産管理データベースに対するトラブル

    • Asset Consoleと連携するプログラムのトラブル

    • Microsoft Internet Information Servicesのトラブル

  3. 資産管理データベースに対するアクセスエラーの場合は、メッセージログを確認します。

  4. Asset Consoleと連携するプログラムのトラブルの場合は、メッセージログファイルの内容を見て、プログラムの連携に異常がないか確認します。

  5. Microsoft Internet Information Servicesのトラブルの場合は、Microsoft Internet Information Servicesのログの内容を見て、通信シーケンスに異常がないか確認します。

    なお、通信シーケンスで異常が確認されなかった場合は、Microsoft Internet Information ServicesとWebブラウザの間でのトラブルと考えられます。

(2) Webブラウザでのトラブル確認方法

ランタイムエラーが発生した場合は、サポートしていないバージョンのWindows Internet Explorerを使用している可能性があります。Windows Internet Explorerのバージョン、および必要なサービスパックがインストールされているか確認してください。Windows Internet Explorerのバージョンについては、「6.1.1(2) 管理者のコンピュータ側の前提プログラム」を参照してください。