17.3.1 トラブル要因の特定方法
資産管理サーバおよびWebブラウザでのトラブルの確認方法について、次に説明します。
(1) 資産管理サーバでのトラブルの確認方法
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メッセージログファイルからトラブル発生時の出力メッセージの有無を確認します。
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メッセージが出力されている場合、次の要因のどれかに特定します。
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資産管理データベースに対するトラブル
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Asset Consoleと連携するプログラムのトラブル
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Microsoft Internet Information Servicesのトラブル
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資産管理データベースに対するアクセスエラーの場合は、メッセージログを確認します。
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Asset Consoleと連携するプログラムのトラブルの場合は、メッセージログファイルの内容を見て、プログラムの連携に異常がないか確認します。
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Microsoft Internet Information Servicesのトラブルの場合は、Microsoft Internet Information Servicesのログの内容を見て、通信シーケンスに異常がないか確認します。
なお、通信シーケンスで異常が確認されなかった場合は、Microsoft Internet Information ServicesとWebブラウザの間でのトラブルと考えられます。
(2) Webブラウザでのトラブル確認方法
ランタイムエラーが発生した場合は、サポートしていないバージョンのWindows Internet Explorerを使用している可能性があります。Windows Internet Explorerのバージョン、および必要なサービスパックがインストールされているか確認してください。Windows Internet Explorerのバージョンについては、「6.1.1(2) 管理者のコンピュータ側の前提プログラム」を参照してください。