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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


15.4 案件の管理(実行案件管理)

この節では、資産管理サーバ上の案件を検索して内容を参照する方法について説明します。また、検索結果から案件の内容を確認したり、状態に関係なく案件を削除したりする方法についても説明します。

なお、デフォルトでは、実行案件管理は管理者だけが実行できます。

案件の管理は、業務メニュー「実行案件管理」をクリックすると表示される実行案件管理画面から実行します。実行案件管理画面を次の図に示します。

図15‒14 実行案件管理画面

[図データ]

案件を検索して内容を確認したい場合に、検索結果の一覧で、該当する案件の「案件名」のアンカーをクリックすると、案件画面が読み取り専用で表示されます。ただし、ユーザが持つ職権によって表示される画面や項目が異なります。「案件監査者」権限を持つユーザでは、現状の案件画面が表示され、添付ファイルなども参照できます。「案件監査者」権限を持たないユーザでは、申請時の案件画面が表示されます。

また、「状態」のアンカーをクリックすると、該当する案件のルートと各ノードで案件を処理した際の履歴が表示され、案件の進ちょくを確認することもできます。

管理者が、不要になった案件、保存期間を過ぎた案件などを削除したい場合に、検索結果の一覧から、削除したい案件の「登録日」のチェックボックスをチェックして、[削除]ボタンをクリックすると、案件を削除できます。案件は複数選択できます。