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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


14.6.9 保守履歴を参照および変更する(「保守履歴」タブ)

[機器詳細]ダイアログの「保守履歴」タブでは、過去の障害の内容やその対策を参照および変更します。[機器詳細]ダイアログの「保守履歴」タブを次の図に示します。

図14‒73 [機器詳細]ダイアログの「保守履歴」タブ

[図データ]

「登録日」のアンカーをクリックすると、保守履歴の詳細情報を参照できます。

〈この項の構成〉

(1) 保守作業の完了を登録する

対策内容を登録して、保守作業の完了を登録する手順を次に示します。JP1イベントおよびSNMPトラップの場合は、同時にJP1/IMへ対処が完了したことを通知できます。

  1. 対策内容を登録したい保守履歴の「登録日」のアンカーをクリックする。

    [保守履歴情報詳細]ダイアログが表示されます。

  2. [編集]ボタンをクリックする。

    [保守履歴情報編集]ダイアログが表示されます。

  3. 「対策内容」に情報を指定して、「保守状態」を「対策済」に変更する。

  4. [更新]ボタンをクリックする。

    指定した内容で、保守履歴が更新されます。

  5. [対処完了]ボタンをクリックする。

    JP1/IMへ対処が完了したことが通知され、該当するJP1イベントの対処状況が「対処済」になります。

  6. [閉じる]ボタンをクリックする。

    [保守履歴情報編集]ダイアログが閉じます。

対策内容を指定した状態の[保守履歴情報編集]ダイアログを次の図に示します。

図14‒74 [保守履歴情報編集]ダイアログ

[図データ]

(2) 保守履歴を登録する

保守履歴を登録する手順を次に示します。

  1. [新規登録]ボタンをクリックする。

    [保守履歴情報登録]ダイアログが表示されます。

    項目名に「★」の付いた項目は必ず指定してください。

    「障害種別」には、デフォルトでは「ユーザ登録」だけが表示されます。また、「保守状態」には、障害発生後の状況を指定してください。

    キャンセルする場合は、[閉じる]ボタンをクリックしてください。

  2. [登録]ボタンをクリックする。

    指定した内容の保守履歴が登録されます。

障害内容を指定した状態の[保守履歴情報登録]ダイアログを次の図に示します。

図14‒75 [保守履歴情報登録]ダイアログ

[図データ]

(3) 保守履歴を削除する

保守履歴を削除するには、削除したい保守履歴のチェックボックスをチェックして[削除]ボタンをクリックします。