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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


14.4.7 ライセンスの管理部署を変更する(ライセンス移管)

ライセンスの管理部署を変更します。

ライセンスの管理部署の変更は、業務メニュー「ライセンス移管」をクリックすると表示されるライセンス移管画面から実行します。ライセンス移管画面を次の図に示します。

図14‒46 ライセンス移管画面

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) ライセンスキーと併せて移管する

ライセンスの管理部署を変更する手順を次に示します。

  1. 管理部署を変更したいソフトウェアを検索する。

  2. 検索結果の一覧で、管理部署を変更したいソフトウェアのチェックボックスをチェックする。

  3. 変更したいライセンスの数を「対象数」に指定する。

  4. [移管]ボタンをクリックする。

    [移管先設定]ダイアログが表示されます。

    キャンセルする場合は、[閉じる]ボタンをクリックしてください。

  5. 「移管先」タブで移管先部署を指定する。

  6. 「移管キー情報」タブで移管するキー情報のチェックボックスをチェックする。

    ライセンスの割り当て先を管理していない場合、この手順は不要です。

  7. 「移管先」タブで[決定]ボタンをクリックする。

    [移管先設定]ダイアログが閉じて、指定した数のライセンスが移管されます。

ソフトウェアの購入金額および購入ポイントは、ソフトウェア単位で管理されます(ライセンス数に応じて分割および統合されません)。そのため、移管先には、移管元のソフトウェアの購入金額および購入ポイントがそのまま引き継がれます。

図14‒47 ライセンスキーと併せて移管する流れ

[図データ]

(2) フリーウェアおよび無制限ライセンスを移管する

フリーウェアおよび無制限ライセンスのソフトウェアの場合は、移管するときに、[移管先設定]ダイアログで移管元の情報を削除するかどうかを選択します。

削除する場合は、「移管元のフリーウェアまたは無制限ライセンスを削除します」のチェックボックスをチェックして[決定]ボタンをクリックします。

この設定で移管すると、移管元のソフトウェア資産情報のライセンス数が0になります。移管元のソフトウェア資産情報が不要な場合は、保有ソフトウェア一覧画面で削除してください。

また、移管先の部署に同一の資産番号のソフトウェアがあった場合、移管元か移管先のどちらかが無制限ライセンスになっていたら、移管後は無制限ライセンスとなります。