Hitachi

JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


14.1.7 棚卸の実績を登録する(棚卸確認)

棚卸を実施した機器の情報(棚卸の実績)を、資産管理データベースに登録します。これによって、棚卸未実施機器から除外できます。

なお、デフォルトの設定では、棚卸実績の登録は、管理者だけが実行できます。

棚卸実績の登録は、業務メニュー「棚卸確認」をクリックすると表示される棚卸確認画面から実行します。棚卸確認画面を次の図に示します。

図14‒12 棚卸確認画面

[図データ]

「棚卸情報CSVファイル」に、棚卸実績のCSVファイル名を指定します。

なお、CSVファイル以外のファイルを指定しないように注意してください。ファイルサイズが大きい場合、エラーが出力されるまでに時間が掛かります。

棚卸情報CSVファイルの記述形式

棚卸実績として資産管理データベースに登録するCSVファイルの記述形式を次に示します。

表14‒1 棚卸情報を登録するための記述形式

カラム

項目名

内容

省略の可否

1

資産番号

棚卸が済んだことを登録する資産の資産番号を記述します。

2

棚卸日付

棚卸を実施した日付を、次の形式で記述します。

「YYYY/MM/DD」

(凡例)

○:必ず記述する項目

△:必要に応じて記述する項目

注※

省略した場合は、CSVファイルを登録した日が棚卸日付となります。

注意事項

Asset Consoleに登録するCSVファイルを編集する場合、Microsoft Excelを使用して直接ファイルを開くと、コード、IDなど先頭に0が付く数値は、先頭の0が自動的に削除されてしまうため、元の情報とは異なる値で更新されてしまうことがあります。そのため、Microsoft Excelを使用するときは、「テキストファイルのインポート」機能を使用して、列のデータ形式を「文字列」に設定したあと、ファイルを読み込んで編集してください。