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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


12.3.1 Flow Designerの各部の名称と使い方

ここでは、Flow Designerの各部の名称および使い方について説明します。

Flow Designerを次の図に示します。

図12‒6 Flow Designer

[図データ]

Flow Designerに配置する管理ノードやアクティビティは、「ツール」のボタンを使用して追加します。ボタンは、Flow Designer上で選択している対象に応じて、使用できるときだけ活性化します。

「ツール」の各ボタンについて、パネルごとに説明します。

「アイテム追加」パネル
[図データ]管理ノード追加

Flow Designerで選択している管理ノードの右側に、管理ノードを追加します。案件のルート上に定義できる管理ノードは、20個までです。

[図データ]アクティビティ追加

Flow Designerで選択している管理ノードに、アクティビティを追加します。

[図データ]完了アクティビティ追加

Flow Designerで選択している管理ノードに、案件を完了させる完了アクティビティを追加します。

[図データ]通知メール追加

Flow Designerで選択しているアクティビティに、各作業者に案件が到着したことを通知する通知メールを追加します。

「アイテム編集」パネル
[図データ]:編集

Flow Designerで選択しているアクティビティ、案件画面アイコン、職権アイコン、通知メールの定義内容を編集します。

また、管理ノードの名称も変更できます。

[図データ]:削除

Flow Designerで選択している管理ノードおよびアクティビティを削除します。ただし、左端の管理ノードは削除できません。

Flow Designerで選択した管理ノードにアクティビティが定義してある場合、管理ノードを削除すると、アクティビティも一緒に削除されます。

「オプション」パネル
[図データ]メール編集

定義中の案件で、各作業者に案件が到着したことを通知するメールの、タイトルや文面を定義します。通知メールは、必要に応じて設定してください。

このボタンは、Flow Designerで何も選択していないときに選択できます。

[図データ]処理期限設定

案件を最初の作業者が送信してから完了するまでの処理期限を設定します。処理期限は必要に応じて設定してください。処理期限を設定すると、期限を過ぎた案件は、受信トレイおよび送信トレイに赤文字で表示されます。このボタンは、Flow Designerで何も選択していないときに選択できます。