Hitachi

JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


11.5.9 クラスの結合方法の指定

クラスの結合方法は、検索方法で「複数のクラスを結合して検索」を選択した場合にだけ指定します。クラスの結合方法を新しく定義して、独自の検索条件の操作画面を作成できます。検索方法で「複数のクラスを結合して検索」を選択した場合の、クラスの結合方法の指定欄を次の図に示します。

図11‒31 クラスの結合方法の指定欄

[図データ]

クラスの結合方法は、次の2種類から選択します。

結合元クラスと結合先クラスの順序

3つ以上のクラスを結合する場合は、結合元クラスと結合先クラスの順序を正しく指定する必要があります。クラスAとクラスBを結合させ、さらにクラスBとクラスCを結合させる場合、次のように指定します。

  • クラスAとクラスBの結合

    クラスAを結合元クラスに指定します。

  • クラスBとクラスCの結合

    クラスBを結合元クラスに指定します。

クラスの結合方法で「アソシエーション」を選択した場合は、[順序]ボタンで結合元クラスと結合先クラスの順序を入れ替えてください。

キープロパティの追加と削除

複数の項目で検索対象を特定する必要があるときには、キープロパティを追加します。キープロパティの追加は、クラスの結合方法で「アソシエーション」を選択した場合には必要ありません。

[キー追加]ボタンをクリックすると、キープロパティの指定欄が表示されて、キープロパティを追加できます。

キープロパティを削除する場合は、[キー削除]ボタンをクリックしてください。

内部結合と外部結合

クラス同士の関連づけとは別に、クラス同士の結合タイプを選択します。

結合元と結合先のキーの値が存在した機器の情報だけを出力する場合はINNER(内部結合)を選択します。

結合元のキーの値が結合先に存在しなくても、その項目を空白情報として出力する場合はOUTER(外部結合)を選択します。