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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


11.5.8 作成したユーザレポートを登録する

作成したユーザレポートを登録します。登録すると、ほかの業務と同じように、業務メニューから選択して表示できるようになります。

ユーザレポートは、検索条件を定義する画面で[次へ]ボタンをクリックすると表示される画面で登録します。ユーザレポート登録画面を次の図に示します。

図11‒30 ユーザレポート登録画面

[図データ]

ユーザレポートの登録手順を次に示します。

  1. 業務のカテゴリを選択する。

    ユーザレポートを追加する業務メニューのカテゴリを、ツリーから選択します。何も選択しないと、カテゴリと同じ階層に追加されます。

  2. 「レポート名」、「帳票ファイル名」および利用できる権限を設定する。

    ユーザレポートの名称、PDF形式の帳票を出力するかどうか、および利用できるユーザ権限を設定します。

    • レポート名

      任意の名称を指定します。指定を省略すると、自動的に付けられたIDが名称として設定されます。

      作成したユーザレポートをコマンドラインから実行する場合は、重複しない名称を指定してください。同一の名称が複数あるユーザレポートは、コマンドラインから実行できないので、注意してください。

    • 帳票ファイル名

      検索結果をPDFファイルの帳票として出力する場合、EURで作成した帳票ファイル(拡張子「.fms」)を指定します。ここで指定した帳票ファイルは、必ず<Asset Consoleのインストール先フォルダ>\eurに格納してください。

      帳票ファイルの作成方法については、EURのマニュアルを参照してください。

      また、PDFファイルの帳票を出力するために必要な設定については、「7.3 資産管理サーバの設定」を参照してください。

    • 権限

      作成したユーザレポートを使用するユーザ権限のチェックボックスをチェックします。指定を省略すると、業務メニューには追加されません。

    一度登録したユーザレポートの「レポート名」、「帳票ファイル名」および権限の設定内容は、ユーザレポート作成画面または利用可能業務割り当て画面で変更できます。

  3. [登録]ボタンをクリックする。

    作成したユーザレポートが登録されます。

注意事項

「複数のクラスを結合して検索」を選択してレポートを作成した場合は、結合方法によって「スクリプトの実行中にエラーが発生しました。」や「データベースのアクセスで障害が発生したため処理を継続できません。」と画面に表示されることがあります。レポートを登録する前に、あらかじめプレビュー画面で検索を実行して、正しく検索結果が得られることを確認してください。