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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド


付録F PP識別情報ファイルの編集方法

AITファイル作成時に生成されたPP識別情報ファイルは、JP1/IT Desktop Management 2のインストール先フォルダ\DMPRMに、PPDEFAIT.DMPというファイル名で格納されます。生成されたPP識別情報ファイルを編集する場合は、ここで説明する形式に従って設定してください。

PP識別情報ファイルの形式は、次のとおりです。

情報マップ;パッケージ識別ID;バージョン;パッケージ名;AITファイルのフルパス;識別用ファイル名1;識別用ファイル名2;...;識別用ファイル名N;

PP識別情報ファイルには、1行に1ソフトウェアの定義を499バイト以内で記述します。ソフトウェアが複数ある場合は、複数行記述してください。各項目はセミコロン(;)で区切ります。各項目の詳細は次のとおりです。なお、PP識別情報ファイルで定義した「パッケージ識別ID」、「バージョン」、および「パッケージ名」は、パッケージング時に[JP1/ITDM2 パッケージング]ダイアログボックスに表示され、変更できません。

AITファイル「AR505.ais」が「C:\ADOBE」にある場合の、PP識別情報ファイルの例を次に示します。

000001;ADOBEACROBATREADER;505;Adobe Acrobat Reader 5.05;C:\ADOBE\AR505.ais;Ar505jpn.exe;