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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド


AIT_PlayKey

〈このページの構成〉

機能

ユーザがキー入力した場合と同じように、アクティブなウィンドウへキーボード入力情報を送信します。

形式

bool AIT_PlayKey  (
  string strKeys     // 文字列
);

引数

strKeys(入力用)

キーやキーの組み合わせ文字列、または文字列を指定してください。次のどれかを組み合わせて指定できます。

  • aからzまでのすべての大文字と小文字

  • 0から9までのすべての数字

  • 次の半角記号

    ~」「!」「@」「#」「$」「%」「^」「&」「*」「(」「)」「_」「+」「|」「?」「>」「<」「"」「}」「{」「[」「]」「'」「;」「/」「.」「,」「`」「-」「=」「\」

AIT_PlayKey("ABC")は、ABCという文字列を打つ処理をシミュレートします。

次に示すのは指定できる特殊キーです。

指定できる特殊キー

{ALT}

{ALT_LOCK}

{ALT_UNLOCK}

{ALT+SHIFT}

{APPS}

{BACKSPACE}

{CTRL}

{CTRL+ALT}

{CTRL+SHIFT}

{CTRL+ALT+SHIFT}

{CTRL_LOCK}

{CAPSLOCK}

{CAPSLOCK_ON}

{CAPSLOCK_OFF}

{CTRL_UNLOCK}

{DELETE}

{DOWN}

{END}

{ENTER}

{ESC}

{F1}

{F2}

{F3}

{F4}

{F5}

{F6}

{F7}

{F8}

{F9}

{F10}

{F11}

{F12}

{HOME}

{INS}

{KANA_ON}

{KANA_OFF}

{KANJI_ON}

{KANJI_OFF}

{LEFT}

{LWIN}

{LWIN_LOCK}

{LWIN_UNLOCK}

{NUMLOCK_ON}

{NUMLOCK_OFF}

{NUMLOCK}

{NUMPAD0}

{NUMPAD1}

{NUMPAD2}

{NUMPAD3}

{NUMPAD4}

{NUMPAD5}

{NUMPAD6}

{NUMPAD7}

{NUMPAD8}

{NUMPAD9}

{PAUSE}

{PGDOWN}

{PGUP}

{PRNSCR}

{PROCESS}

{RIGHT}

{RWIN}

{RWIN_LOCK}

{RWIN_UNLOCK}

{SCROLLLOCK}

{SCROLLLOCK_ON}

{SCROLLLOCK_OFF}

{SHIFT}

{SHIFT_LOCK}

{SHIFT_UNLOCK}

{SPACE}

{TAB}

{UP}

(凡例)−:値なし

AIT_PlayKey("{TAB}")は[Tab]キーを押す処理をシミュレートします。

[Shift]、[Ctrl]、または[Alt]キーと組み合わせたキーを指定する場合は、通常のキーテキストの前に次のキー操作コードを付け加えてください。

キー

キー操作コード

Shift

+

Ctrl

^

Alt

%

AIT_PlayKey("%(N)")は[Alt]+[N]キーを押すことを表します。

同じ順番でキーを繰り返す場合は、次のように表記してください。

{REPEAT n}<char to repeat>{END_REPEAT}

戻り値

関数が正常に処理された場合の戻り値はtrue、そのほかの場合はfalseとなります。

関数がfalseを返した場合には、AIT_GetLastErrorを使用して拡張エラーコードを取得できます。AIT_GetLastErrorが返すおそれのあるエラーコードを次に示します。

拡張エラー番号

エラーコード

87

ERROR_INVALID_PARAMETER