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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド


AIT_FileExists

〈このページの構成〉

機能

指定した属性でファイルが存在するかどうかを確認します。

形式

integer AIT_FileExists  (
  string strFileName            // ファイル名
  [,integer nFileAttributes]    // ファイル属性
);

引数

strFileName(入力用)

検索するファイルの名前を指定してください。

nFileAttributes(入力用、省略可)

ファイルの属性を指定してください。これは、次の値のどれかにする必要があります。

意味

FILE_ATTRIBUTE_DIRECTORY

ファイルはディレクトリです。

FILE_ATTRIBUTE_HIDDEN

ファイルは隠しファイルです。

FILE_ATTRIBUTE_SYSTEM

ファイルはOSの一部、またはOS専用です。

FILE_ATTRIBUTE_ARCHIVE

ファイルはアーカイブファイルです。アプリケーションはこの属性を、ファイルのバックアップや削除のためのマークとして使います。

FILE_ATTRIBUTE_READONLY

ファイルは読み取り専用です。アプリケーションはファイルを読み取れますが、書き込みや削除はできません。

省略した場合は、ファイル属性とは無関係にファイルが検出されます。

戻り値

ファイルが存在する場合、戻り値は1です。ファイルが存在しない場合、戻り値は0です。失敗した場合、戻り値は-1です。-1が返された場合は、AIT_GetLastErrorを使用して拡張エラーコードを取得できます。AIT_GetLastErrorが返すおそれのあるエラーコードを次に示します。

拡張エラー番号

エラーコード

2

ERROR_FILE_NOT_FOUND

3

ERROR_PATH_NOT_FOUND

5

ERROR_ACCESS_DENIED

6

ERROR_INVALID_HANDLE

8

ERROR_NOT_ENOUGH_MEMORY

14

ERROR_OUTOFMEMORY

15

ERROR_INVALID_DRIVE

21

ERROR_NOT_READY

53

ERROR_BAD_NETPATH

87

ERROR_INVALID_PARAMETER

112

ERROR_DISK_FULL

123

ERROR_INVALID_NAME

148

ERROR_PATH_BUSY

161

ERROR_BAD_PATHNAME

998

ERROR_NOACCESS

1005

ERROR_UNRECOGNIZED_VOLUME

1210

ERROR_INVALID_COMPUTERNAME

1214

ERROR_INVALID_NETNAME

1231

ERROR_NETWORK_UNREACHABLE