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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド


18.6.1 goto

gotoステートメントを使用すると、同じセクション内で宣言されている有効なラベルの位置に無条件にジャンプできます。

〈この項の構成〉

(1) 形式

ステートメント
ジャンプステートメント
ラベルステートメント
ジャンプステートメント
goto 識別子;
ラベルステートメント
識別子:

(2) 説明

gotoステートメントは、深くネストされたループの内側から直接ループを抜けられます。一方、breakステートメントは、繰り返しステートメントの1つのレベルからしか終了できません。

(3) 記述例

//MAINセクション
MAIN
{
   ...
   ...
   AIT_LogMessage("LBL030: JUMP TO LABEL");
   goto label1;
       AIT_LogMessage("LBL030: NOT DISPLAYED 1");   // 実行されない
 
       label1:                     // 制御はここに移る
          AIT_LogMessage("LBL030: JUMPING TO LABEL ");   // 実行される
}

(4) 備考

プログラミングスタイルとしては、できるだけgotoステートメントよりbreak、continue、およびreturnステートメントを使う方がよいでしょう。