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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド


18.3.3 bool型

bool型は、true(真)およびfalse(偽)という値を持つデータ型です。trueとfalseの間には、次の関係が成り立ちます。

キーワード「bool」を使用すると、bool型変数や定数を宣言し初期化できます。このキーワードは、DEFINEセクションでだけ使用できます。複数の変数を宣言するときは、これらの変数を「,」(コンマ)で区切ってください。

また、キーワード「bool」と組み合わせて、キーワード「const」を使用すると、定数を宣言できます。DEFINEセクションで宣言した定数は、値を参照できるようになりますが、MAINセクションやERRORセクションで値を変更することはできません。

なお、比較によって0と評価された式はfalse、0以外の数値と評価された式はtrueとして解釈されます。

〈この項の構成〉

(1) 形式

DEFINE
{
    [const] bool variable_name1 [= true|false] [, variable_name2 [= true|false] ] ;
}

(2) 記述例

DEFINE
{
    bool sInvalidPathFlag, sDirectorySetFlag = true;
    bool SMemoryInsuff = false;
    bool sEndGUI = false;
}

(3) 備考