14.19.4　FILE_COLLECTION（収集するファイルの指定）

(1)　形式

FILE_COLLECTION{
source_path=収集するファイルまたはフォルダ
dmz_path=収集後の格納先フォルダ
unarc_path=復元後の格納先フォルダ
}

ページの先頭へ

(2)　説明

• source_path=収集するファイルまたはフォルダ

  収集するファイルまたはフォルダを、256バイト以下のフルパスで指定します。

  複数のファイルまたはフォルダを指定する場合は、各パスを「;」で区切るか、source_pathを複数記述してください。source_pathには100個までファイルまたはフォルダを指定できます。

  指定値にスペースを含めることもできますが、「;」の前後にスペースを指定するとリターンコード「2」のエラーとなります。また、指定値を「"」で囲って指定しないでください。ただし、コマンドの引数で指定する場合は、スペースを含む指定値は「"」で囲んでください。

• dmz_path=収集後の格納先フォルダ

  ファイルを収集する場合（dcmcollコマンドの処理キーが「NETM_COLLECT」の場合）は、収集したファイルまたはフォルダの格納先をフルパスで指定します。パスは1個だけ指定できます。収集したファイルのパス長は、259バイトを超えないように格納先フォルダを指定してください。収集したファイルの格納先の設定方法については、「9.1.1(2)　［コレクトファイル］パネルの設定」を参照してください。

  アーカイブファイルを復元する場合（dcmcollコマンドの処理キーが「NETM_UNARC」の場合）は、復元するアーカイブファイル（拡張子が「dmz」のファイル）またはアーカイブファイルが格納されたフォルダを、256バイト以下のフルパスで指定します。この場合は、ファイルまたはフォルダを複数指定できます。各パスを「;」で区切るか、dmz_pathを複数記述してください。

• unarc_path=復元後の格納先フォルダ

  アーカイブファイルを復元する場合（dcmcollコマンドの処理キーが「NETM_UNARC」の場合）に、復元したファイルまたはフォルダの格納先を、ドライブからのパスで指定します。パスは1個だけ指定できます。復元したファイルのパス長は、259バイトを超えないように格納先フォルダを指定してください。復元したファイルの格納先の設定方法については、「9.1.2　収集ファイルの復元」を参照してください。

ページの先頭へ