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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド


10.2.6 [クライアント制御]パネルの設定

[クライアント制御]パネルでは、ジョブのあて先のPCが起動されていない場合、起動してジョブを実行させる設定ができます。あて先のPCを起動したあと、シャットダウンさせる指定もできます。なお、あて先がUNIXエージェントの場合、「ジョブ実行後クライアントをシャットダウンさせる」は無効です。また、UNIXエージェント、Macエージェントに適用する「コンピュータ(UNIX)のシステム情報の取得」ジョブ、「コンピュータ(UNIX)のソフトウェア情報の取得」ジョブではシャットダウンの指定はできません。

図10‒12 [クライアント制御]パネル

[図データ]

対象のコンピュータが稼働していない場合に起動する

あて先のPCが起動されていない場合、PCを起動させてからジョブを実行します。起動の対象は、ジョブのあて先として指定された、IDおよびあて先グループのPCです。したがって、あて先の途中に中継システムおよび管理用中継サーバが起動していない場合などは、ジョブの転送はそこで止まります。

ジョブ実行後クライアントをシャットダウンさせる

あて先のPCを起動したあと、シャットダウンさせたい場合に指定します。

なお、JP1/IT Desktop Management 2 - Agentをリモートインストールする場合は、この項目を設定しないでください。リモートインストールが正常に完了しないときがあります。また、「コンピュータ(UNIX)のシステム情報の取得」ジョブ、「コンピュータ(UNIX)のソフトウェア情報の取得」ジョブの場合、この項目は表示されません。