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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


17.19 ioutils importupdatelist(更新プログラム一覧のインポート)

機能

更新プログラム一覧(パッチ情報CSVファイル)をインポートします。このコマンドを実行すると、すでにインポート先の管理用サーバに手動登録されていた更新プログラムの情報はクリアされるため注意してください。

セキュリティ判定が実行されることを抑止するために、サービス(JP1_ITDM2_Service)を停止してからコマンドを実行してください。

なお、このコマンドは管理用サーバで実行してください。

形式

ioutils△importupdatelist△-import△インポートするファイル名[△-c]

引数

-import△インポートするファイル名

インポートするパッチ情報CSVファイルを、259バイト以内の絶対パスで指定します。

-c

パッチ情報CSVファイルの内容が正しいかどうかをチェックします。インポートは実施しません。

格納先

JP1/IT Desktop Management 2のインストール先フォルダ¥mgr¥bin¥

JP1/IT Desktop Management 2が提供するコマンドプロンプトを使用すると、実行ファイルの格納先を指定しないでコマンドを実行できます。

注意事項

戻り値

ioutils importupdatelistコマンドの戻り値を次の表に示します。

戻り値

説明

0

コマンドが正常に終了しました。

11

コマンドの引数の指定形式に誤りがあります。

12

指定されたフォルダが不正、アクセス権がない、またはディスク容量が不足しています。

31

ほかのコマンドを実行中です。

39

サービス(JP1_ITDM2_Service)が起動しています。

51

コマンドの実行権限がありません。

54

管理用サーバがセットアップされていません。

80

指定したファイルの中の情報が不正です。

101

メモリ不足、またはそのほかの要因でコマンド実行に失敗しました。

120

データベースのアクセスエラーです。

150

そのほかのエラーでコマンドの実行が中断しました。

使用例

C:¥temp¥にエクスポート済みの更新プログラム一覧「updatelist.csv」を、インポートする場合のコマンドの使用例を次に示します。

ioutils importupdatelist -import C:¥temp¥updatelist.csv

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