Hitachi

JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


17.9 ioutils importfield (追加管理項目の設定のインポート)

機能

XMLファイルから追加管理項目をインポートします。インポートできるファイルは、追加管理項目をエクスポートしたファイルです。

このコマンドでは、インポートによる項目の追加だけができます。項目の変更または削除はできません。エクスポートによってバックアップしていた追加管理項目を、障害対応や環境移行でリストアするときに使用してください。

なお、このコマンドは、管理用サーバで実行してください。

形式

ioutils△importfield△-import△インポートするファイル名

引数

-import△インポートするファイル名

インポートするXMLファイル名を、259バイト以内の絶対パスで指定します。

格納先

JP1/IT Desktop Management 2のインストール先フォルダ¥mgr¥bin¥

JP1/IT Desktop Management 2が提供するコマンドプロンプトを使用すると、実行ファイルの格納先を指定しないでコマンドを実行できます。

注意事項

戻り値

ioutils importfieldコマンドの戻り値を次の表に示します。

戻り値

説明

0

コマンドが正常に終了しました。

1

追加管理項目のインポートは正常終了しましたが、一部のサービスが開始されていません。

11

コマンドの引数の指定形式に誤りがあります。

12

指定されたフォルダが不正、ディスク容量が不足、またはフォルダがありません。

31

ほかのコマンドを実行中です。

51

コマンドの実行権限がありません。

54

管理用サーバがセットアップされていません。

80

インポートするファイルの形式が不正です。

101

メモリ不足、またはそのほかの要因でコマンド実行に失敗しました。

120

データベースのアクセスエラーです。

150

そのほかのエラーでコマンドの実行が中断しました。

使用例

C:¥temp¥にエクスポートしたhardexportfield.xmlをインポートする場合のコマンドの使用例を次に示します。

ioutils importfield -import C:¥temp¥hardexportfield.xml

関連リンク