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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


9.5 利用者にメッセージを通知する手順

コンピュータの利用者に通知したいメッセージがある場合は、メッセージを作成して個別に通知できます。また、セキュリティの判定結果に応じて、自動的にメッセージを通知することもできます。

なお、メッセージを通知できるのは、オンライン管理のコンピュータだけです。

ヒント

機器画面の[機器情報]−[機器一覧]画面からメッセージを通知することもできます。詳細については、「6.26 利用者にメッセージを通知する手順」を参照してください。

メモ
  • ブラウザの言語と一致するメッセージの言語の設定が存在する場合、デフォルトの言語にはブラウザの言語を設定します。

  • メッセージ通知では、メッセージに設定された言語とエージェントのOSの表示言語によって、次のようにメッセージを表示します。

    メッセージに設定された言語にエージェントのOSの表示言語と合致する言語が存在する場合

    合致する言語でメッセージを表示する。

    メッセージに設定された言語にエージェントのOSの表示言語と合致する言語が存在しない場合

    デフォルトの言語でメッセージを表示する。

利用者にメッセージを通知するには:

  1. セキュリティ画面を表示します。

  2. メニューエリアの[機器のセキュリティ状態]でメッセージを通知したいコンピュータが含まれるグループを選択します。

  3. インフォメーションエリアで、メッセージを通知したいコンピュータを選択して、[利用者へメッセージ通知]ボタンをクリックします。

    複数のコンピュータを選択して、同じ内容のメッセージを一斉に通知することもできます。

  4. 表示されるダイアログで、通知するメッセージを設定して、[OK]ボタンをクリックします。

    [ノートに追記する]をチェックすると、メッセージを通知した履歴や理由などを記録できます。ここで入力した情報は[ノート]タブに追記されます。

コンピュータの利用者にメッセージが通知されます。

自動でメッセージを通知するには:

  1. セキュリティ画面を表示します。

  2. [セキュリティポリシー]−[セキュリティポリシー一覧]画面で、メッセージを通知したいコンピュータに割り当てているセキュリティポリシーの[編集]ボタンをクリックします。

  3. 表示されるダイアログで[アクション項目]−[利用者へのメッセージ通知]を選択します。

  4. 通知する危険レベルやメッセージを設定して、[OK]ボタンをクリックします。

セキュリティポリシーの判定結果が設定した危険レベルを超えると、対象のコンピュータにメッセージが通知されます。