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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


7.6.7 ファイルを転送する手順

[ファイル転送]ウィンドウでは、コントローラとコンピュータとの間で、双方向のファイル転送ができます。また、複数のコンピュータと接続している場合に、接続先のコンピュータ間でファイル転送することもできます。

[ファイル転送]ウィンドウでのファイルの転送方法には、大きく分けて3種類の方法があります。ここでは、それぞれの操作方法について説明します。

ドラッグ&ドロップで転送するには:

[ファイル転送]ウィンドウ上のファイルおよびフォルダを、ドラッグ&ドロップで転送できます。

ファイルを登録して転送するには:

  1. 転送するファイルまたはフォルダを選択し、[ファイル転送]ウィンドウのツールバーで[コピーファイル予約]ボタン([図データ])または[移動ファイル予約]ボタン([図データ])をクリックします。

  2. 転送先のドライブまたはフォルダを選択し、ツールバーの[転送]ボタン([図データ])をクリックします。

ファイルの転送が始まります。

マルチ転送するには:

マルチ転送とは、複数のコンピュータに一度にファイルを転送できる方法です。転送先のフォルダはデフォルトで設定したり、転送元と同じフォルダを設定したりできるので、フォルダを入力する手間を省けます。

  1. 転送するファイルまたはフォルダを選択し、[ファイル転送]ウィンドウのツールバーで[マルチ転送]ボタン([図データ])をクリックします。

  2. 表示されるダイアログで転送先コンピュータおよび転送先フォルダを設定し、[転送]ボタンをクリックします。

ファイルの転送が始まります。複数のコンピュータを選択した場合は、それぞれのコンピュータの同一フォルダに一斉に転送されます。