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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


1.14 職制変更に伴い部署の定義を変更する流れ

期首や年度の始めに組織の職制変更を実施する場合、JP1/IT Desktop Management 2の部署の定義も合わせて変更する必要があります。

職制変更に伴い部署の定義を変更する流れを次に示します。

1.新体制の部署の規定を検討する

職制変更前に、新体制の部署に割り当てるセキュリティポリシーやエージェント設定などを検討します。

2.部署の定義を新体制に合わせて変更する

ioassetsfieldutil exportコマンドとioassetsfieldutil importコマンドを利用して、部署の定義を変更します。また、新体制の部署にセキュリティポリシーやエージェント設定などを割り当てます。

3.資産情報を新体制に合わせて更新する

移行期間に、[利用者情報の入力]ダイアログで利用者に部署を選択してもらいます。また、旧体制だけで使われていた部署に関連づいている資産情報を、部門管理者が新体制に合わせて更新します。

4.旧体制だけで使われていた情報を削除する

資産情報の更新が完了したら、旧体制だけで使われていた部署の階層は不要になるため削除します。また、旧体制だけで使われていた部署の階層を部門管理者の管轄範囲に設定している場合は、管轄範囲から削除します。

〈この節の構成〉