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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


1.14.4 旧体制だけで使われていた情報を削除する流れ

資産情報の更新が完了したら、旧体制だけで使われていた部署の階層は不要になるため削除します。また、旧体制だけで使われていた部署の階層を部門管理者の管轄範囲に設定している場合は、管轄範囲から削除します。これらの旧体制だけで使われていた情報を削除する流れを次に示します。

1.定義から削除した旧体制の部署を、部門管理者の管轄範囲から削除する

定義から削除した旧体制の部署を部門管理者の管轄範囲に設定している場合は、設定画面の[ユーザー管理]−[ユーザーアカウントの管理]画面で、管轄範囲から削除します。

2.定義から削除した旧体制の部署の階層を削除する

資産画面と機器画面のメニューエリアから表示できる[旧体制で使われていた階層の削除]ダイアログで、定義から削除した旧体制の部署の階層を一括で削除します。旧体制の部署の階層を削除することで、部署の定義の階層とメニューエリアに表示される階層が一致します。

なお、資産情報が割り当たっている状態で部署の階層を削除すると、割り当たっている資産情報の部署が「不明」に変更されます。

重要

削除した部署に割り当てていたセキュリティポリシーと「不明」に割り当てているセキュリティポリシーが異なる場合、機器には「不明」に割り当てられているセキュリティポリシーが適用されます。セキュリティポリシーの割り当てを変更したくない場合は、必ず新体制の部署に移行してから旧体制の部署を削除してください。

旧体制だけで使われていた情報の削除が完了します。

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