1.2.3　ログオンスクリプトを利用してオフライン管理のコンピュータから機器情報を取得する流れ

オフライン管理のコンピュータからは、ログオンスクリプトを利用して機器情報を取得することもできます。

オフライン管理のコンピュータの機器情報を取得する流れを次の図に示します。

なお、ログオンスクリプトを利用して機器情報を取得するには、各オフライン管理のコンピュータが、ファイルサーバの共有フォルダにアクセスできる必要があります。

1. 情報収集用ツールを生成する

   システム管理者が、［機器一覧］画面で［操作メニュー］の［情報収集用ツールを生成する］を選択して、情報収集用ツールを生成します。情報収集用ツールは、ZIP形式で圧縮されています。

   そのあと、情報収集用ツールとログオンスクリプトを利用者に渡します。

2. 情報収集用ツールを格納する

   利用者は、情報収集用ツールを解凍してファイルサーバの共有フォルダに格納します。また、ログオンスクリプトを各オフライン管理のコンピュータに配布します。

3. 機器情報を収集する

   オフライン管理のコンピュータでWindowsにログオンしたときに、自動的に機器情報が収集されます。

   機器情報の収集が完了したら、利用者は収集した機器情報をシステム管理者に渡します。

4. 管理用サーバへ機器情報を通知する

   システム管理者は、オンライン管理のコンピュータから、オフライン管理のコンピュータの機器情報を管理用サーバに通知します。

オフライン管理のコンピュータの機器情報の取得が完了します。

ヒント

オフライン管理のコンピュータに配布するログオンスクリプトは、次のような内容で作成してください。

1. ファイルサーバの共有フォルダを、ネットワークドライブに割り当てる。

2. 共有フォルダから情報収集用ツールをコピーする。

3. getinv.vbsコマンドを実行する。

4. 収集した機器情報を共有フォルダにコピーする。

5. ネットワークドライブを切断する。

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