8.12 dmpclint.exe(リモートインストールマネージャを利用した配布機能で生成された情報のリセット)
リモートインストールマネージャを利用した配布機能で生成された情報をリセットするためのdmpclint.exeコマンドについて説明します。
機能
リモートインストールマネージャを利用した配布機能を利用した際に生成された実行中のジョブや配布履歴などの情報をリセットします。ディスクコピーによってエージェントを導入する場合、コピー元のコンピュータでdmpclint.exeコマンドを実行することで、生成された情報をリセットし、コピー先のコンピュータにコピーされないようにします。
形式
dmpclint.exe△/ALL
引数
- /ALL
-
この引数は必ず指定してください。引数を省略した場合、コマンドは実行されません。
格納先
エージェントのインストール先フォルダ¥bin¥
戻り値
dmpclint.exeコマンドの戻り値を次の表に示します。
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
コマンドが正常に終了しました。 |
1 |
初期化に失敗しました。 |
2 |
コマンドの引数に誤りがあります。 |
3 |
リセットに失敗しました。 |
使用例
エージェントのインストール先フォルダが「C:¥Program Files¥Hitachi¥jp1itdma」の場合の、リセットするコマンドの使用例を次に示します。
cd "C:¥Program Files¥Hitachi¥jp1itdma¥bin"
start /wait dmpclint.exe /ALL
echo %errorlevel%